◆ ANAさんの紹介 ◆

メキシコ人らしいということ以外不明という登場のし方だったもので、いったい誰なの?という声が多く、ポートレートコーナー『MEXICAN BEAUTIES』の彼女たちを紹介することにしました。
仕事の展示会の関係で知り合ったメキシコのモデルエージェンシーの担当者「イシドロ」君にボクの趣味写真の話をしたところ、モデルの写真を撮らないか?ということになりました。
実際多くのモデルさんたちは自分売り込み用の写真を撮られたがっており、(商売道具のはずだが、なぜかみんなたいした写真を持っていない!?)撮影後はできあがりのプリントを進呈するだけでノーギャラでOKということで、定期的に撮影会と相成ったわけです。 ところがフトドキなイシドロ君は口利き料とばかりに少々のチップを要求してきたものですから、(これがメキシコ人らしい!)「じゃあ、アルバイトね。働いた報酬としてあげましょう。」というボクの計らい?で、撮影中彼は常に《レフ板》持ち係になり大活躍してくれました。最後には、ボクの望みのところへドンピシャの角度と強さで機敏に反応するまでになり、レフ板当ての達人の域まで達していたと言っても過言ではないでしょう。(笑)
前置きが長くなりましたが、このアナ・ロレナさんです。ひと握りのトップモデルを除いてはお寒い状況のメキシコモデルさんの中では、なかなかの器量良しで、撮影にも積極的にのぞんでくれました。雑誌やテレビドラマの端役なんて仕事も入ってきてるようですが、将来のますますの成功を願わずにはいられません。